義理チョコは、恋愛感情がない相手に感謝や義理の気持ちで渡すチョコレートですが、恋愛感情はないけれど感謝や礼儀として義理チョコを贈り合う文化が特に日本では広まっています。そんな義理チョコですが、今後、なくなるのかが注目されています。本当に必要?みんなはどう思っているの?今後の義理チョコ文化はどうなっていくのかについて調査してみました。
義理チョコがなくなるかは決定はしていない
現在の時点では義理チョコ廃止は決定はしていませんでした。ですが、廃止している企業もあります。
実際に岐阜市にあるゲームソフト開発会社で、6年前に義理チョコが廃止されています。社長曰く、「バレンタインデーまでにチョコを揃えるのを、非常に大変そうにしていた。(一部の男性は)お返しを忘れて不評を買ってしまうなど。どちらかというと、メリットよりデメリットの方が多いのではないかと」
理由は、義理チョコを贈る側と贈られる側のどちらにとっても金銭面や時間などの負担が大きくメリットよりもデメリットの方が大きいと判断したこと。
ですが、バレンタインムードが一切感じられないのは味気ないという事で「男女全員にチョコレートを配布している」という事だそうです。素晴らしいですね。具体的な数は明らかになっていませんが、このほかにも義理チョコを廃止している企業があります。
義理チョコは不要派が7割!
日本生命が男女1万2000人を対象にしたアンケート結果では必要ではないと回答した人は、女性が70、8%、男性が73、6%で男女ともに義理チョコは「不要」だと考える人が7割を超えました。
女性はどう思っている?
女性が義理チョコについてどう思っているかは、個人差がありますが、以下のような意見が多くみられます。
義理チョコを負担に感じている
多くの女性が義理チョコを渡すことに「義務感」や「負担」を感じています。特に職場でたくさんの人に渡す場合、手間や金銭的負担が多くストレスになります。また収入が低い人の場合は生活費からお金を捻出することになり、さらに負担が大きくなります。義理で渡す事に意味があるのか、もらう方も嬉しいのかという疑問を持つ事もあります。
感謝の気持ちとして受け入れている
感謝の気持ちとして受け入れている女性もいます。普段お世話になっている人に感謝の気持ちを贈る事として楽しんでいる人もいます。渡した相手が喜んでくれることが嬉しいと思っています。
バレンタインデー本来の意味とは異なっている
バレンタインデーは好きな人に気持ちを伝える尊い日であるのに、世の中は義理チョコで賑わい、チョコレートを渡す本来の意味とは違っている事の方が多くなっています。
プレッシャーに感じている
義理チョコが職場の文化や習慣になっている場合、渡さないと「気が利かない」「空気が読めない」と思われるのではないかという不安があります。最悪の場合、職場での評価や好感度にも関係してくる場合もあります。そのため、義理チョコを渡さなくてはいけない状況や環境をプレッシャーに感じます。
男性はどう思っている?
嬉しく思っている
一部の男性は嬉しく思っています。義理チョコを通じて職場の雰囲気が和やかになったり、コミュニケーションの一環として楽しむ人もいます。
嬉しくないと思っている
義理チョコをもらっても、心から嬉しいと感じない男性もいます。「義務感」から渡されているのだなと感じると、あまりいい気持ちがしないようです。「本命チョコ」のように心から喜べません。
プレッシャーに感じる
チョコレートは食べないので憂鬱、めんどくさい。お返しは2倍が基本という説もあるので負担に感じる。と考えている男性も少なくないです。
義理チョコはなくなる?みんなの意見まとめ
現在の時点では義理チョコはなくなる話はありません。義理チョコを廃止した企業の具体的な数についても公表されていない為、正確なデータはありません。実際に廃止した企業は今のところ少ないですが、今後の物価高や、快適に仕事ができる環境の見直し、実際に義理チョコを渡さない人の増加などで変化していくかも知れません。賛否両論ありますが、感謝の気持ちを伝えるのにお金を使わなくても、日々の暮らしの中で、相手への感謝の気持ちを持つことや、言葉や行動により感謝の気持ちを伝える事が大切と言えるのかも知れませんね。
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